日本経済は景気回復の歩みが鈍り、「踊り場」でもたついている。
デフレが続く中で、働く世代の人口減少が始まり、生産や消費への悪影響が懸念される。
米国に次ぐ経済大国だった日本は、このまま衰退の道をたどるのか。社会保障や財政が破綻して、老後の暮らしが立ちゆかなくなるのではないか。そんな不安を抱く人も少なくないはずだ。
強まる閉塞感を打破するため、今こそ経済政策の抜本的な見直しが必要である。
(http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110103-554402-1-N.jpg)
世界同時不況を切り抜け、日本の景気は2009年春から好転した。だが、大規模な景気対策やアジアの成長による外需拡大などが一時的な追い風になっただけで、自律的な成長力の頼りなさは、昨秋からの景気の足踏みを見れば明らかである。
讀賣新聞より
<詳しくは>
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110103-OYT1T00729.htm (http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110103-OYT1T00729.htm)